学びを支える教育×ファシリテーション
教育×ファシリテーションのイベントに参加してきました。ゴールデンウィークの最終日一日前!Teacher's Lab ×小金井ファシリテーションラボの館野さん×菅谷さんと、参加者の皆さんに貴重な機会をいただきました。
基礎情報
イベント :「本当にわたしたちは学び合う必要があるのか?~学びを支える教育×ファシリテーション~」
主催者 : Teacher's Lab ×小金井ファシリテーションラボ
http://teacherslab.strikingly.com
https://m.facebook.com/KoganeiFacilitationLab/
費用 : 4,500円
場所 : 武蔵小金井駅5分
時間 : 9:30-16:30
内容 :
学び・学び合いを入り口に、問いかけやグループ対話、リフレクションまでのファシリテーションを実践で学ぶ内容でした。
学びに関する主催者対談をはさみ、学び合いに関するグループ対話。お昼休憩後、参加者の学びに関するストーリーをベースに対話とフィードバックのプラクティス。個人リフレクション、全体リフレクションという流れでした。
中でも特徴的だと感じたのが、主催者の企画に関する全体リフレクションの時間があったこと。参加者からその場で公式に意見をもらうというのは新しく、主催者側の学びを、参加者にもシェアできるという点で“学び合い”の言葉通り体現してトライしているところに関心し、自身でも取り入れて見たいと感じました。
自分にとっての気づき学び
学び合いを支援するために
- リフレクションの機会
- コミュニティのファシリテーション
- 対話し、参画できるイベント・場作り
が役に立つと、あらためて実感できた。
学び合う必要性はあるか?
今日の対話から“ある”と感じた。学び合うことにより、考え方、視点、やり方の広がりが期待でき、豊かな経験のチャンスが生まれる。
参加者によっても学びの視点が違ったので、
対話で感じた視点の違いから、別の視点からグループで考えを深めてみたり、あらためて自分なりも考え解釈を深めることに役立った。
学びとは
前提として学びとは何かを考えてみた。
“情報、考え方、やり方、視点など
今まで知らなかった新たなことを知る
こと”とと整理した。
学びによる効果
視野・考え方が広がる→ものの見方・選択肢が変わる→選択が変わる→行動が変わる→経験が変わる→新たな学びを得る
新たな経験につながる経験と学びのサイクルを加速させていくことができるのではないだろうか。
学び合うための課題について
- 自分の考え方が正しいという視野
- 他の人と異なる自分の考え方を発言しにくい
- 自分の学びがわからない
支援者/ラーナーとして意識したいこと
- すべての人は学びの資産をもっている
という前提に立ち、相対する - 相手の学びに気づき伝える
- 参加者同士の対話を深めるために同じ点相違点などを伝え・場に出し、対話を深める
自分はすべてを知っているか?
サバンナで育った人と
北欧で育った人と、地球の天候に対する見解は同じだろうか?
漁業が盛んな港町で育った人と、内陸の農業が盛んな地域で育った人と、平均的な一日の過ごし方を聞いた時の回答は同じだろうか?
私達個人が自身の持つ時間の中でやっていることは限られています。すべてを知らない、という前提に立つ必要がありそうです。同時に、他の目線で見たときに目の前の事がどのように見えるのか?まずは期待して好奇心を向け耳を傾けることで、自分自身の情報や考え方、視野が広げる入口になると感じます。
この成功体験を積んでもらうことが、その後の動きに繋がっていくのだと感じました。
今後に活かす具体的アクションとタイミング
- キャリア教育の活動において、リフレクションの方法を設計する(6月企画で実施)
- コミュニティの場作りの設計側を経験する(8月まで)
- コミュニティファシリテーションにとって重要なことは何か?頭に問を持ち、しばらくしたら整理してみる
その他やってみたいことメモ
- コーチング問いかけカードの作成